第11回 国際協力遺伝病遺伝子治療フォーラム、テーマ:今、我が国の遺伝子細胞治療の課題を整理する、会期:2021年1月21日(木)9:50〜15:50 WEBにて開催、参加費:一般:3,000円 学生:無料(要・学生証提出) 企業:5,000円

参加登録は、20日17時までとなります。

開催概要

会  期
2021年1月21日(木)9:50〜15:50
開催形態
WEBにて開催
テ ー マ
今、我が国の遺伝子細胞治療の課題を整理する
主  催
国際協力遺伝病遺伝子治療フォーラム実行委員会
共  催
NPO法人日本ライソゾーム病研究センター
後  援
日本医療研究開発機構(AMED)委託費「難治性疾患実用化研究事業」(研究代表者:小野寺雅史)
厚生労働科学研究難治性疾患制作研究事業(研究代表者:奥山虎之)
日本遺伝子細胞治療学会

ご挨拶
「今、我が国の遺伝子細胞治療の課題を整理する」

謹啓

時下、益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。

さて、この度、第11回 国際協力遺伝病遺伝子治療フォーラムを2021年1月21日(木) WEBにて開催いたします。思い起こせば、10余年前、欧州遺伝子細胞治療学会に参加し、その帰国の際に「このままでは我が国の遺伝子治療は欧米のそれより周回遅れか、あるいは全く行き詰まってしまう」と危惧し、当時まだ少なかった遺伝子治療関係者を、兎も角、一堂に会して「一体、何が問題なのか」を明確にしていこうと始まった本フォーラムも今回で11回目を迎えます。

開始当初は主に海外でのアカデミアや患者家族会の動向を紹介し、この数年ではこの分野に進出著しい海外企業の活動を報告して参りました。その結果、我が国においても遺伝子細胞治療の機運が高まり、最近では国内の多くの製薬企業も遺伝子細胞治療の分野への参画を検討する動きが見られ、これもこの10年間の成果の一つとして自負しております。

一方、これら海外企業の活動を紹介することは、当初漠然としていた「国内の遺伝子治療の何が問題なのか」をある程度明確してきたことも事実です。そこで、今年度はコロナ禍にて海外アカデミアや企業の方を招聘することが困難なため、今一度、我が国の遺伝子細胞治療に関わる課題を整理し、次の一歩の足掛かりにしたいと考えております。なお、フォーラム最後に自治医大 小澤敬也先生より「今後の我が国の遺伝子細胞治療の方向性」の演題名で講演を頂く予定です。

コロナ禍にて学会、研究会の開催が困難である状況ではありますが、逆にこのような時期であるからこそ深く国内現状を内省する機会としては好都合であり、また、演題全てがアカデミアからの発表であることから、国内において遺伝子治療の開発を検討されている企業の方々に貴重な情報を提供するものと確信しております。

時節柄、ご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加頂ければ幸いです。

謹白

2020年12月吉日

第11回国際協力遺伝病遺伝子治療フォーラム
当番幹事 小野寺 雅史

WEB抄録ダウンロード

※パスワードがかかっています。参加申込者に会期前日までにメールでお知らせいたします。

※抄録の発送は1月18日(月)に行います。それ以降に登録された方はWEB抄録をご参照下さい。

プログラム

9:50〜10:00 開催の辞

  • 小野寺 雅史(国立成育医療研究センター)

10:00〜11:00 国内でのGLP非臨床/臨床用ウイルスベクターの製造

座長:大橋 十也(東京慈恵会医科大学)

  • 概論及び最近のトピックス
    岡田 尚巳(東京大学医科学研究所)
  • ウイルスベクター製造プロセスの実情
    内田 和久(神戸大学)

11:00〜12:00 医療側でのカルタヘナ法第一種使用規程の対応

座長:小野寺 雅史(国立成育医療研究センター)

  • アデノ随伴ウイルスベクター
    中國 正祥(国立成育医療研究センター)
  • アデノウイルスベクター Practice of Oncolytic virus - Correspondence to Cartagena Protocol -
    小島 隆嗣(国立がん研究センター東病院 消化器内科)

12:00〜13:00 共催セミナー

  • タカラバイオにおける再生医療等製品開発と受託製造サービス
    蝶野 英人(タカラバイオ株式会社)

13:00〜14:00 遺伝子治療用製品の有効性・安全性評価

座長:小須賀 基通(国立成育医療研究センター)

  • CAR-T 細胞の体内動態と有効性、安全性の検討
    内山 徹(国立成育医療研究センター 成育遺伝研究部/遺伝子細胞治療推進センター)
  • 脊髄性筋萎縮症に対するゾルゲンスマ‎Ⓡの有効性と安全性
    須磨崎 亮(茨城県立子ども病院)

14:00〜15:00 今後の遺伝子細胞治療の課題

座長:奥山 虎之(国立成育医療研究センター)

  • 遺伝子治療用製品の薬価の妥当性 -診療として取扱う際に具現化してきた様々な課題
    岡崎 利彦(大阪大学 医学部付属病院)
  • PMSを含めた患者フォローアップ
    小牧 宏文(国立精神・神経医療研究センター)

15:00〜15:40 特別講演

座長:衞藤 義勝(脳神経疾患研究所/東京慈恵会医科大学)

  • 今後の我が国の遺伝子細胞治療の方向性
    小澤 敬也(自治医科大学)

15:40〜15:50 閉会挨拶

  • 奥山 虎之(国立成育医療研究センター)

(敬称略)

参加登録

参加費

一  般
3,000円
学  生
無料(要・学生証提出)
企  業
5,000円

※なお、報道関係の方は無料ですので、学生枠での登録をお願いいたします。
また、学生証のアップロードには、お名刺を登録ください。

登録方法

こちらの参加登録フォームからお申込みください。
なお、カードセキュリティについてはSSL化にて対応しております。
参加登録は、20日17時までとなります。

参加登録はこちらから

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問い合わせ

第11回 国際協力遺伝病遺伝子治療フォーラム

〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-2-5 共同通信会館4F
TEL:03-5549-6909 FAX:03-5549-3201
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